「お金持ちになりたきゃ学校で勉強するな!」は研究で証明されていた

life 2019/06/07
Credit: pixabay

学校で勉強して勉強して勉強すれば、お金持ちになれる。

そんな常識がおとぎ話になろうとしています。学校教育への疑問を持っている人は多いかもしれませんが、実際に学校でいかに勤勉な優等生であってもリッチになれないことは、研究により証明されているのです。

Student characteristics and behaviors at age 12 predict occupational success 40 years later over and above childhood IQ and parental socioeconomic status.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26147775

40年越しの研究

Credit: pixabay

1968年、研究者たちは、12歳の小学校6年生の子どもたちへの調査を開始。そこでは彼らの知能、性格、行儀の良さ、両親の社会的なステータスといった項目が調べられました。

そしてその40年後、それら生徒たちのフォローアップがおこなわれました。その結果、教師によって「勉強熱心である」とみなされていた子どもたちは、大人になって社会的地位の高い職に就いているといった順当な結果が得られました。

しかし驚くべきは、彼らが最もお金を稼いでいるグループではなかったということです。最も高い給与を得ていたのは、かつて「行儀の悪い子どもたち」であったグループであり、子ども時代にルールを破り、親からのしつけに逆らってきた人々が、最も「稼げる大人」になっていたことが分かったのです。

「勤勉さ」が否定されているわけではない

Credit: pixabay

もちろん「稼げる大人」が「幸せな大人」をそのまま意味しているわけではありません。経済的な成功は人生の満足度に少なからず影響しますが、お金では買えないやりがいを仕事の中に見出して、生涯を通してそこにコミットする人もいます。

また、この研究は勉強熱心であることを否定しているわけでもありません。最も稼げるポジションではないにせよ、勉強熱心であった子どもたちは将来的には良い職に就き、ふつうの生活を送っていく上では何も困ることがない可能性が高いからです。

この研究の他にも、バレディクトリアン(卒業生の中で最も成績の良い者)が同級生の中で最もお金持ちになるわけではないといった研究もあります。

ルールはルールとして従うことが重要なタイミングもありますが、少なくとも子どもの頃にルールを破ってきた人たちには、「自分で考える力」が養われていたのではないでしょうか。

大人になってその重要さを痛感する「自分で考える力」を育てることを、幼い頃から実践している人々が大人になってから社会に大きく貢献し、ふつうの人よりも大きな経済的な成功を手にするのは当然といえば当然のことなのかもしれませんね。

【心理テスト】子どもの母親は誰? あなたの隠れた性格が明らかに… ○番を選んだ人は「癒し体質」!?

reference: chrisguillebeau / written by なかしー

SHARE

lifeの関連記事

RELATED ARTICLE