「ココロの知能」”EQ”を高める、たった2つの方法

life 2019/06/14

「IQよりも大事」といわれるEQという概念をご存じでしょうか?

心の知能指数」と呼ばれる、自分の感情をコントロールしたり、他者の感情を読み取ることができる力である「心の知能(EI)」の強さを示すものです。

EIが高い人は共感能力に優れており、人の気持ちをいち早く理解することができるといわれています。自分の中に溜まったフラストレーションの処理も上手く、爆発前の処理もお手のものです。

こう聞くと、「生まれつきの性格」では…と思われるEIですが、実はトレーニングすることも可能なんです。

コロラド州立大学の研究者らが、EIは「改善できる能力」であることを主張しています。

多くの研究を多角的に分析

この研究は過去のEIに関する研究をメタ分析したもので、EIトレーニングの前後の効果を比較した50の研究(被験者2,136人)と、感情のコントロールを研究した26の研究(被験者2,174人)が分析対象となっています。

こうした多くの研究結果から、「EIは訓練できる」という結論が導き出されたのです。

EIは一般的に女性の方がスコアが高いとされていますが、トレーニングによる効果は男女関係なくあらわれたようです。

人への共感が乏しいと自覚している男性でも、「自分は男性だから…」と諦めるにはまだ早いでしょう。

心の知能指数を育む2つの方法

Credit:pixabay

それでは、具体的にどうすればEIを高めることができるのでしょうか?

研究者は「個人でやるべきことは異なる」としつつ、次のような事柄を挙げています。

1. 他の人と議論する

1つ目は、どんな話題でも他の人と議論してみることです。

「議論」というと日本人はつい身構えてしまいますが、個人の人格と「議題」は分けて考える訓練が必要です。あなたの発言が否定されても、あなた自身が否定されたわけではないのです。しかしこればかりは、実際に経験を重ねないと中々やりづらいものがあります。

まずは「今日のこれどう思う?」など、身近なニュースや趣味の話題から始めてみるのが良いでしょう。

また新しいアイディアを誰かに説明することで、自分の考えがどのように他者に伝わるのかをテストしてみるのも良いでしょう。

2. フィードバックをもらう

2つ目は、人と話してフィードバックをもらう方法です。

仲のいい友人や家族にお願いして、自分が思っている相手の感情と、当人が実際に感じている感情との間にどの程度ギャップがあるのか、フィードバックをもらいましょう。

 

もし自分のEIに自信がないという方は、「EIは伸ばせる」という確信を持ってトレーニングしてみてください。そこからのリターンの大きさを考えれば、決してコストパフォーマンスは悪くないはずです。

 

reference: psychologytoday / written by なかしー

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