新たに「昼寝型」「午後型」が発見される。朝型・夜型だけじゃない?

life 2019/06/11
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Point

■一日を通しての集中力の度合いを表す型として、新たに「午後型」と「昼寝型」が見つかった

■午後型は午前11時頃〜午後5時頃、昼寝型は起床〜午前11時頃と午後3時頃〜午後10時頃まで集中力が高い

■年齢・性別・労働時間帯などは、タイプの違いに無関係

「あなたは朝型人間?それとも夜型人間?」と尋ねられて、即答できますか?

考えあぐねたあなたは、本当にそのどちらにも属していないのかもしれません。

ロシアとベルギーの睡眠の専門家グループが、一日を通しての集中力の度合いを表す型として、新たに2つのタイプが見つかったことが発表しました。その名も”afternoon”(午後型)と”napper”(昼寝型)です。

論文は、雑誌「Personality and Individual Differences」に掲載されています。

There is more to chronotypes than evening and morning types: Results of a large-scale community survey provide evidence for high prevalence of two further types
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0191886919303071

眠気のピークが1日2回訪れる「昼寝型」

研究グループは、1,305名の被験者を対象に、オンラインでアンケート調査を実施。

被験者は、一日の午前8時、午後11時、午後4時など時間帯をランダムに提示され、その時々の集中力と眠さの度合いを回答しました。

回答にあたって、夜間に通常の睡眠時間をとった後で、午前7時半ごろに自然に、または目覚まし時計によって目覚めることを想定するよう、被験者には伝えられました。

また、被験者は、人工統計学的な質問と、普段の睡眠時間や睡眠の質などに関する質問にも回答しています。

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朝型

その結果、まずはおなじみの朝型・夜型タイプの特徴が再現されました。分析したところ、朝型の人は午前9時から午前11時にかけての集中力がもっとも高く、夕方になるにつれて眠気が徐々に増すことが分かりました。この時の眠さの度合いは、全4タイプの中で群を抜いていたようです。

夜型

一方で夜型の人は、朝起きた時の疲労度が朝型の人よりかなり高かったものの、午後型タイプよりはましのようです。夜型タイプの頭がようやく活動を始めるのは午前10時を過ぎてからですが、その集中力は夜まで続き、眠気は午後10時に達するまで訪れません

午後型

新しいタイプの午後型については、全タイプの中で起床時の眠気が突出していました。眠気は午前11時頃までに消え去り、集中力は午後5時頃まで高い状態で保たれます。その後は再び眠気が訪れ、夜が深まるにつれて徐々に眠さは増していきます。

昼寝型

そして最後に昼寝型。このタイプは、眠気のピークが1日に2回訪れる唯一の集団です。朝型タイプと同じで目覚めはすっきりしていますが、その集中力は午前11時あたりまでしか続きません。

そこから徐々に眠気が増し、午後3時頃には眠気が頂点に達します。その後は、再び集中力を取り戻し、午後10時頃までそれが継続します。その後は再び眠気が訪れますが、これは他の3タイプに比べるとそれほど強いものではありません。

年齢・性別・労働時間帯などは無関係

研究チームは、人工統計学的上または生活習慣上の違いが、人々のクロノタイプ(概日リズムの型)にどの程度影響するかについても調べました。

その結果分かったことは、これらの違いが、予想したほどクロノタイプに影響を与えないということでした。実際、労働時間帯(日中・シフト制(夜間を含む))、年齢(25歳未満か、それ以上か)、性別に関わりなく、4つの型が確認されています。

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これまで「朝型・夜型のどちらでもない」と思っていた人は、午後型と昼寝型という新たな選択肢が2つ加わったことで、自分にしっくり来るタイプが思い当たるかもしれません。自分のタイプを知ることで、一日のどの時間帯にどんな活動をし、休憩をとれば効率的かを知ることができるでしょう。

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reference: psychologytoday / written by まりえってぃ

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