過去の恋人と似た相手を選んでしまう理由

psychology 2019/06/12
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あれ?…いや、なんでもない。

親しい友人があなたにパートナーを紹介するとき、デジャヴを感じた経験はありませんか?

あなた自身にも経験があるかもしれませんが、人は無意識のうちに前のパートナーと似た性格の持ち主を、新たな相手として選ぶ傾向があります。

そのため、前にヒドイ男と付き合っていたあの子が、またヒドイ男に引っかかったというケースでも同じ現象が起こっているといえるでしょう。

「Proceedings of the National Academy of Sciences」に掲載された研究が、こうした現象についての分析をおこなっています。

Consistency between individuals’ past and current romantic partners’ own reports of their personalities

https://www.pnas.org/content/early/2019/06/04/1902937116

似ている「3人」の性格

研究では、9年間の間で恋人を変えた332人の被験者を調査。そして外向性、誠実さ、神経症傾向など21の項目についても質問しました。

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彼らの新旧パートナーの性格を比較した結果、やはり両人の性格項目に多くの類似を発見。また興味深いことに、その性格は「自分自身の性格」とも似ていたといいます。

ただしこれには被験者の生活習慣も関連しており、同じような社会的イベントに顔を出したり、仕事を変えていなかったりすれば、出会う異性も似通ってくるといった理屈のようです。

「磁石のように惹かれ合う」はウソだった?

研究者は、性格の類似はそれだけでは説明できないとも述べています。なぜなら、そうした性格が自分自身のものとも似通っていることを考慮に入れれば、自らがそうしたパートナーを積極的に選んでいることが考えられるからです。

関係を長持ちさせるために「共感」は不可欠ですし、似た価値観を持つ者同士でなければ頻繁に衝突が起こってしまいます。

「自分にないものを持っている相手に惹かれる」といった声もよく耳にしますが、ひょっとするとそれは「枝葉」の話であり、性格の「幹」の部分については、やはり無意識に自分と似通った相手を求めているのかもしれません。

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reference: theguardian / written by なかしー

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