サックス演奏を初披露したお父さんに「最高の観客」がついてしまう

story 2019/07/06
Credit: Richard Herrmann

米オレゴン州に住むリチャード・ヘルマンさんは、サックスの演奏を学びはじめて7ヶ月。熱心な練習の甲斐あって日に日に腕を上達させていますが、観客の前で演奏する機会にはあまり恵まれていません。

そこで最近、彼は夫婦で日課にしているランニングに出た際に、あるアイディアを思いつきました。

それは、「よく側を通りかかる牧場の牛たちに観客になってもらう」というものでした。「牛たちの前でサックスを演奏したら、近くに寄って来るかな?」と妻に尋ねたところ、「ぜひやってみよう」ということになりました。

いざ演奏! さて、観客の反応は?

早速二人は車で牧場へ向かい、ヘルマンさんはサックスを両手にいざポーズを決めました。「これは、観客の目の前で演奏する僕の初オーディションだよ」と、ヘルマンさんはちょっぴり緊張気味です。

ドキドキ… / Credit: Richard Herrmann

1曲目はスティーヴィー・ワンダーの”Isn’t She Lovely”。ヘルマンさんは緊張しつつ、曲を奏ではじめます。

いざ演奏! / Credit: Richard Herrmann

すると、どうでしょう。演奏が始まるやいなや、牛たちがその場でぴたりと動きを止めたではありませんか…!

「ある方向へ向かって歩いていた牛たちが、僕が演奏を始めた途端に数秒間固まって、僕が立つ柵の方へ向かって一斉に歩き出したんだ」と、ヘルマンさん。

なんだなんだ〜? / Credit: Richard Herrmann

まるでコンサートへやって来た熱心な観客のように、すべての牛が一頭残らず柵の前まで押しかけるまでに、さほど時間は掛かりませんでした。

わらわら… / Credit: Richard Herrmann

牛たちはよく曲を聴こうと、お互いの身体を夢中で押し合いへし合いしています。

押し合いへし合い / Credit: Richard Herrmann

ラストは『テキーラ!』で大盛り上げ! 観客のノリに夫妻はにっこり

1曲目を吹き終えたヘルマンさんが2曲目にチョイスしたのはジョージ・マイケルの”Careless Whisper”。どうやらしっとり系で攻める作戦のようです。

うっとり… / Credit: Richard Herrmann

するとヘルマンさんの思惑どおり、牛たちは完全にその調べに夢中に…。

最後のトリは、チャンプスの『テキーラ!』で大いに盛り上げ、ヘルマンさんの初舞台は大成功のうちに幕を閉じたのでした。

思わずガッツポーズ / Credit: Richard Herrmann

予想をはるかに越える観客の反応に、ヘルマンさん夫妻は大喜び。意気揚々と帰宅し、自宅にいた娘のエリンさんに動画を見せました。

とっても嬉しそう / Credit: Richard Herrmann

「これは面白い」と彼女がSNSに父親の動画を投稿したところ、多くの人々がお茶目なヘルマンさんの虜に。たちまち世間の話題になったというわけです。

音楽は人間だけでなく動物の心をも一つにする力を秘めているのかもしれません。楽器を学びはじめたばかりで、「人前で演奏するなんてまだとても無理…」なんて思っている方は、ぜひ動物の前で演奏してみてはどうでしょう? 近くに牧場があればベストですね。

 

reference: thedodo / written by まりえってぃ

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