動物の命を救うバットマンが登場! リアルヒーローの男気に全米が惚れた?

story 2019/07/24

 

ハリウッドで活躍するスーパーヒーローは結局、空想上の作り話によって生み出されたものです。

しかし、米国フロリダ州には「リアル・ヒーロー」が存在しています。27歳のクリス・ヴァン・ドーンさんは、声なき動物たちのためにバットマンの姿で飛び回るスーパーヒーローなのです。

Credits: batman4paws

クリスさんがおこなっているのは、動物保護施設に収容された殺処分寸前の動物たちを、新たな家族の元へ送り届ける活動です。

もともとこのスーパーヒーローのミッションを匿名にておこなうために、バットマンの格好をしていたクリスさんですが、マスコミからの脚光を浴びることでたちまちその正体がバレてしまいました。

Credits: batman4paws

クリスさんは、2018年に非営利団体『Batman4Paws』を立ち上げて以来、フロリダ州を中心とする数え切れないほどの家庭に、安楽死を免れた動物たちを送り届けてきました。

質素なホンダ車で州を駆け回るクリスさんですが、より多くの動物たちを救うためには大きなバンが必要であると考えています。また、いつの日かパイロット・ライセンスを活かして飛行機を操縦して、さらに効率のいいミッションの遂行をすることさえ考えているそうです。

Credits: batman4paws

クリスさんは自らの活動について、次のように語っています。

「子どもの頃、バットマンなどのスーパーヒーローが与えてくれるものをリスペクトしていた。これこそが、善行の精神を具体的に示す完璧な方法だと思っていたよ。

こうして、Batman4Pawsの設立といったクレイジーなアイデアが生まれた。できる限り、助けが必要な動物たちに手を差し伸べたいと思っているんだ。そうした活動の間はずっとダークナイトの衣装を着ているけど、これが助け舟のシンボルとなればと思っているよ」

Credits: batman4paws

「こうした夢を実現するために、非営利組織であるBatman4Pawsを立ち上げて、犬や猫、その他の動物を救って、一生を過ごせる家や殺処分のない施設、里親の家へと運んでいるよ。

フロリダじゅうを奔走して、ときに州をまたぐことだってあるんだ。輸送は僕(バットマン)個人がおこなっているよ。必要であればどんな手段でも使っている。飛んでいければ一番いいんだけどね」

Credits: batman4paws

バットマンは、ヘルプのリクエストをメールや電話、SNSなどの現代のコミュニケーション・ツールによって得ています。そしてバットマンは週末には別の仕事を抱えているため、動物たちを運び届ける日は基本的には月、火、水のいずれかの曜日になるそうです。

Credits: batman4paws

Batman4Pawsのホームページには、次のように書かれています。

「彼は、ホームのフロリダ州オーランドから500マイル以内であれば喜んで駆けつけます。しかし、実際のサービスの輪はそれ以上であり、彼は協力を惜しみません。以前には、バーモント州まで往復したこともあるのですから!彼は、レスキュー活動をさらに広げて、より広い範囲に支援の手を差し伸べることを望んでいるのです」

Credits: batman4paws

クリスさんはもちろん、バットマンのコスチュームを着ることが、動物たちの命を救うことと直接関係がないことは理解しています。しかしこれが、新たに家族を探している動物たちの存在を知ってもらうきっかけになると信じているのです。

Credits: batman4paws

「私は単なる仲介人にすぎません」クリスさんは最近、メディアに対してそのように語っています。

もしそんなクリスさんの活動を支援したければ、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」の彼のページを訪れるといいでしょう。10ヶ月で30,000ドル以上を集めたクリスさんですが、目標は35,000ドルに設定されています。

Credits: batman4paws

日本でも善行をおこなうタイガーマスクが一時期話題となったことがあります。心優しきリアル・ヒーローは、どの国でも少しシャイなのかもしれません。

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reference: boredpanda / written by なかしー

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