どうなってるの? 見ているだけで脳がバグりそうな家

story 2019/07/19

イタリアの芸術家ピータさんの作品は、静的な建物に抽象的な形を描くことで人に錯覚を起こさせます。

錯覚が視野角に依存するため、曲がったり変形したり、絶えず変化しているように見えるように壁画を描いているのです。

「壁に絵を描くとき、私の目標は、建築的か否かに関わらず、周囲の状況の構造的、文化的パラメーターとの対話を創り出すことです」とピータさんは公式サイトで語っています。

 

上の写真は、ドイツ・マンハイムの街角にある建物。ピータさんが「2019シュタット」という芸術プロジェクトのために描いたものです。

このプロジェクトでは、青、グレー、白のさまざまな色合いを使って、「形が変化する家」の錯覚を作り出すことに成功しました。

「この建物は最初から気に入っていましたし、本来の味を保ちつつ、さまざまな分野の技術を結集して、新しい建物に生まれ変わろうと努めました」と、ピータさんはInstagramに投稿しています。

作品のインスピレーションはどこから来ているのかと尋ねられた彼は、「私はデザインや建築のような様々な分野からインスピレーションを得ており、グラフィティの世界に属する数人の芸術家からもインスピレーションを得ていますが、ほとんどの場合、絵画を描くときに私を奮い立たせるのは周囲の状況を観察することです」

建築だけでなく、他分野からのインスピレーションも大切のようです。

壁画を描くのにかかる時間について、ピータさんは「もちろん大きさにもよりますが、ファサード(建物の正面部分)を塗るのには20日かかります。最近、私は主に大規模な壁画制作(100~300平方メートル)に携わっているのですが、制作にかかる時間は平均10~15日です」と答えています。

大きな作品とはいえ、やはり結構時間はかかるものです。

ピータさんの最初の壁画は1993年に描かれたもので、「私が育った家の隣にある小さな塀」だったといいます。

「私は3Dアートだけでなく彫刻も制作していますが、これは3Dの形状とボリュームに関する研究という面が大きいです」

他の芸術とのコラボも盛んに行っているようです。

ピータさんは、「彫刻をつくることは、光と影の法則の理解と再現と、立体に直接触れて理解できるので、もはや私の作品全体にとって不可欠なものとなりました」と語っています。

 

思わず目を疑ってしまうピータさんの他作品は、こちらで見ることができます。

「助けて、木の中に閉じ込められた!」鬼気迫る海外アーティストの作品がすごい

via: boredpanda / written by Cocology staff

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