地質学者と子猫の運命の出会い! 出会った瞬間に肩によじ登って…

story 2019/08/08
Credit: Tony

新しい友との出会いは、意外な場所に潜んでいます。

そんな不思議なめぐり合わせを体験したのは、地質学者のトニーさん。ペンシルバニア州にある農地で地質調査を行っていたある日、「ニャー」というか細い鳴き声を耳にしました。

あっという間に肩によじ登った「ふわふわの黒いボール」

この「予期しない訪問者」が彼の元を訪れたのは、地質調査が終盤に差し掛かり、「あと数日で現地キャンプを後にしてニューヨーク州バッファローの自宅へ帰ろうか」とトニーさんが考えていたある早朝のことでした。

その声の正体は、小さな小さな子猫でした。

Credit: Tony

「小さな『ニャー』という鳴き声が聞こえたので振り返ってみると、黒くてちっちゃなふわふわの塊が駐車スペースに座っていたんだ。僕が『子猫ちゃん!」と呼びかけると、小さな脚を一生懸命動かしながら急いで僕のところへ駆け寄って来て、あっという間に僕の肩によじ登ったんだ。思わず笑ってしまったよ」と、トニーさん。

「ふわふわの小さなボール」はトニーさんの肩に身体をうずめて、鼻を押し付けました。トニーさんが彼をそっと腕に抱くと、子猫はたちまち眠りに落ちたそうです。

Credit: Tony

子猫はどうやら、辺鄙な場所で迷子になってしまい、この農地にたどり着いたようでした。

名前は「スパッド」に決定!

すぐに他の作業者たちがこの子猫の見物にやって来て、たちまち彼の虜になりました。

トニーさんは最寄りの商店まで車を走らせ、猫用トイレと食べ物を調達して、子猫をこっそり自分のラボへ連れ込みました。椅子の上に置いた枕の上が、子猫専用のベッドです。「僕はいつもタフガイを演じているけど、この小さな相棒にすっかりハートを奪われてしまったよ」と、トニーさんはデレデレです。

Credit: Tony

トニーさんは、子猫を”Spud(スパッド)”と名付けることにしました。スパッドとは、初めてのエリアを掘削ドリルで掘ることを指す言葉です。「掘削作業者のワークキャンプにいたから、お前はスパッドだ!」とひらめいたのでした。

スパッドは、トニーさんの立派なあごひげの元、一晩中体を擦り寄せながらすやすやと眠りました。

トニーさんにいつもべったりの甘えん坊

すでにスパッドをニューヨーク州バッファローにある自宅に連れて帰ることを心に決めていたトニーさんでしたが、現地キャンプにはあと数日滞在する必要がありました。

Credit: Tony

トニーさんがラボの外に出ている間、ぽつんと取り残されたスパッドは、トニーさんを懸命に探しました。そして、トニーさんがラボに戻ると、一目散に駆け寄って体によじ登り、ほっとしたかのように眠りにつきました。

Credit: Tony

そして、目を覚ますとすぐにまたトニーさんの肩や膝によじ登っては、「撫でて、撫でて〜」と訴えます。「スパッドはいつも僕の後をついて来るんだ。それに、これまで食べ物ってものを見たことが無いんじゃないかっていうくらい、良く食べるよ」と、スパッドの可愛さにすっかりメロメロのトニーさんです。

新しい我が家にもすっかり馴染んでハッピー

ついにスパッドが現地キャンプを去る時が訪れました。出発前の数時間、作業員が代わる代わるスパッドの元を訪れ、別れを惜しみました。

Credit: Tony

トニーさんの自宅に到着したスパッドは、まずお風呂でさっぱりさせました。その後は、外の様子がよく見える窓の側を特等席に定めて、新しい我が家にすっかり馴染んだ様子とのこと。

Credit: Tony

どこからともなく現れて、生涯の友を得たスパッド。たっぷりの愛情を受けて、すくすくと成長してほしいですね。

鳥を優しくキャッチ&リリースする犬がカワイイ

reference: lovemeow / written by まりえってぃ

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