この世のものとは思えない美しいカマキリが南アフリカで発見される

story 2019/10/03

 

ある日、南アフリカに暮らすマーガレット・ネビルさんが自ら営む農場を歩いていると、彼女の目に信じられないものが飛び込んできました。

ラベンダーの茂みから姿を現したのは、彼女がこれまでみたことのない「美しすぎる昆虫」だったのです。

Credit: thedodo

繊細な白と緑の羽模様があり、体全体を紫の花で装飾しているようにもみえるこの虫は、生きていると知らなければガラス細工と見間違うほどです。

実際にネビルさんが写真を友人にシェアしたところ、その友人は、この虫が非常に精巧な作品であると勘違いしてしまったとのことです。

Credit: Margaret Neville

あまりにも美しい姿を持つこの虫に興味が湧いたネビルさんは、この虫について調べてみることに。

そして彼女の調査の結果、これがハナカマキリ(Flower mantis)と呼ばれるカマキリの一種であることが判明しました。

ハナカマキリはその名が示すように、花に擬態することを得意としています。自分を花にみせることで敵を欺こうとしていると考えると、確かにこの美しさに合点がいきます。

この虫に「フリルズボンさん(Miss Frilly Pants)」と名付けたネビルさんは、その美しい姿の動画も撮影しています。

ネビルさんが「フリルズボンさん」をネットで紹介すると、その投稿はまたたく間に多くの人にシェアされました。

このような美しすぎる模様を持つ虫が、この世に存在していると知っている人は少なかったのでしょう。

こうして人気を得たフリルズボンさんですが、可憐な彼女に「お相手」がいないはずもなく、実は彼女にはすでにフィアンセがいたのです。

似た模様を持つ2匹は、人目もはばからず草むらの中でイチャつき合います。

Credit: Margaret Neville

カマキリの男女関係が、長くは続かないことは有名です。交尾が終わると、メスがオスを食べてしまうといったおぞましいケースまであります。

ネビルさんは、この2匹だけはそんなことにはならず、たくさんの子どもを残して畑を「花」でいっぱいにして欲しいと願っているようです。

ガラスの靴ならぬ「ガラスの腕」を持つ義手のシンデレラが美しい

reference: thedodo / written by なかしー

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