孤独を感じにくい人の6つの特徴とは? 

psychology 2020/01/20

米サンディエゴ州の住民340名を対象に行われたある興味深い研究で、76%の人が深刻な孤独を感じていることが明らかになりました。ショッキングな数字のようにも思えますが、このことは逆に捉えれば、もしあなたが孤独を感じていたとしても、それはあなた一人ではないということを意味します。

研究では、次の6つの特性を備えている人が孤独を感じにくいこともわかりました。

  • 人生についての一般常識
  • 感情の管理
  • 共感・同情・利他の精神・公平性
  • 洞察力
  • 異なる価値観を受け入れる力
  • 決断力

このことから推測できることは、豊かな内面性を磨くことこそが孤独を解消するための解毒剤になるということです。

それでは、具体的に孤独に強くなるにはどうすればよいのでしょうか?

繋がりを感じるには?

研究を行ったカリフォルニア大学サンディエゴ校のディリップ・ジェステ博士は、孤独を「自分が欲する社会的関係と、自分が実際に持つ社会的関係との間の不一致」として定義づけています。では、自分が望む社会的関係を作るには一体どうすればいいのでしょうか?

Credit: Max Pixel

周囲との強い絆を築くための鍵は、共感や同情といった、ある種の人生の知恵とも呼べるスキルを身につけることです。他者に対する理解を深めれば、その分だけ相手は素の自分をあなたに見せるでしょう。また、自分についてよく知れば知るほど、他者への関心が生まれ、その分だけ他者からも気に掛けてもらえるものです。

また、感情を管理する能力を磨くことも、孤独を解消する上で重要です。つまり、他者との繋がりを感じたければ、自己をコントロールするスキルが必要だということです。感情的に高ぶった時、本能的に生じる戦うか逃げるか反応に上手く対処する賢さを持つことは、そうしたスキルの1つです。

人間関係というものは、他者に拒絶されたり傷つけられたりするリスクを常にはらんでいます。不安定な感情が生まれた時にそれに上手く対処するスキルがなければ、身を守るために周囲と距離を取るしか術が無くなります(たとえどんなに孤独になったとしても)。このように、孤独に立ち向かうには、感情的知性が必要不可欠なのです。

自分を知り、他者を知る

「汝自身を知れ」というソクラテスの言葉の通り、まずは自分の内面を知ることが大切です。瞑想やヨガなどを通して、自分自身との繋がりを見出すことは、私たちの身体・感情・心・精神の健康度を高めてくれます。

孤独を感じることはまったく恥ずかしいことなどではなく、人としてごく普通のことですが、単にたくさんの人々に囲まれたからといって孤独感は消えません。重要なことは、適切な方法で、つまり共感・同情・他者への思いやりに彩られた対人関係を築くことによって孤独に対峙することです。

Credit: Max Pixel

お互いにどんな影響を与えているかを考えもせず、個人的目標の達成を追い求めるだけでは、孤独を解消することはできません。

周囲との繋がりを実感でき、孤独感を感じにくい社会状況を作るための第一歩は、私たち人間が社会機構の中にこそ存在するのだということを再認識することかもしれませんね。

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reference: psychologytoday / written by Cocology編集部
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