慢性的な痛みがあると眠れないのはなぜ?5つの習慣を見直そう

psychology 2020/05/13
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夜中に背中や腹部が痛いと、その痛みを取り除くことに視点が向かいがちです。

しかし、痛みを取り除くよりも、良い睡眠を邪魔するものを特定するほうが、良い睡眠の確保にはるかに重要と考えられています。

例えば、痛み以外にも、あなたは睡眠を妨げるような悪習慣はありませんか?

今回は、痛みがある時に睡眠を妨げる5つの悪習慣について見ていきましょう。

間違った時間に食べる

多くの慢性疼痛患者には、早朝に起きるという生活習慣がありません。その結果、その日の朝食や昼食、夕食を食べなくなります。しかし、食事スケジュールは、私たちの体内時計を調整してくれる重要なもの。

その日の朝、最初に食事を食べると、代謝が上がり、消化サイクルが始まります。その結果、エネルギーを使えるようになり、日中でも注意力や活動性を維持できます。

一方、夕方や夜にしか食べない人は体内時計のバランスが悪くなります。これは、空腹感や警戒心、眠気の感覚を歪めてしまうことがあります。

睡眠を妨げる薬の服用

慢性疼痛の治療に使用される薬であるオピオイドは、レム睡眠と深い睡眠の回復期に入る能力を妨げてしまいます

さらに、痛みを和らげるために、夕方または終日、マリファナを使う人は徐波の睡眠が少なくなり、睡眠効率が悪くなり、レム睡眠の期間が短くなりました

アルコールは睡眠補助剤として使用されてきましたが、近年睡眠を妨害することが明らかにされました。アルコールを摂取すると、睡眠パターンが乱れ、翌日の覚醒状態と記憶力が低下してしまうのです。

痛みを取るため動きを止める

人は継続的に痛みがあると、運動やストレッチ、ウォーキングをしなくなり、動きが少なくなり、痛みが抑えられると考えています。

しかし、動きを減らしても、実際には痛みは抑えられません。筋肉や神経系の機能不全につながり、筋肉のけいれんなどにつながるだけ。痛みを感じると防御行動を取ることにもつながるので、さらに動きが少なくなってしまうことがあります。

質の良い睡眠を確保するには、運動やウォーキング、ストレッチなどのストレスを低下させる活動が必要。運動量が少ないほど、睡眠不足になってしまうのです。

眠れないと怒ったり不安になったりする

質の高い睡眠を取れないと、私たちの心身の健康や生活の質に影響を与えてしまいます。多くの人は良い睡眠の重要性を理解しているため、よく眠れるように努力しようとします。

しかし、よく眠ろうとすると、私たちの睡眠能力を著しく妨げます。私たちが眠ることに集中すればするほど、眠れなくなる可能性が高くなります。

私たちが何時間眠ったか、何時間眠れなかったかと考えると眠れなくなります。一方、私たちが眠れないことに心配も不安も抱かないなら、安らかに眠ることができるのです。

深夜に生じる問題解決の時間

1日の終わりにベッドに横になって目を閉じれば、すぐに頭のスイッチが入ります。あなたの心はその日に起こった最も気になるニュースや悪いニュースについて考え始めます。

夜になると私たちの脳は、明日に起こりうる困難な出来事を予測しようとします。あなたの人生の過去の失敗について思い出し、動揺してしまうこともあるでしょう。

脳はこの状況を乗り越えようとし、数時間ほど問題解決に尽力することでしょう。しかし、頭が疲れすぎてしまい、2つの考えをまとめることができず、問題解決ができなくなってしまうこともあります。

その結果、問題解決の時間は非効率的なものになり、最悪の場合、睡眠に悪影響を及ぼしてしまいます。

このような5つのプロセスを介して、慢性疼痛は睡眠に悪影響を及ぼすとのこと。

もし自分に当てはまる悪習慣があれば、見直してみてはいかがでしょうか。

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references: psychologytoday.com /written by cocology編集部
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