アート好きが長生きの秘訣? 芸術と長寿の8つの関係

psychology 2020/05/14
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美術館やコンサートに行くなどアート系の趣味や仕事をしている人は、早死にする確率が低いという調査結果があります。

この調査では、参加者に美術館や劇場に通うなどの文化活動の頻度を報告してもらったところ、活発に通う人々ほど死亡率が低下していたのです。

では、なぜアートに関わると長生きしやすいのでしょうか?

今回、アート好きが長生きする8つの理由について見ていきましょう。

ストレス緩和

アート活動は、ストレス緩和と病気の予防になります。

美術館や劇場に行ったりすることで、人と交流する機会が増えます。その結果、ストレスが緩和され、うつ病などのストレス性の疾患に罹りにくくなると考えられます。

ソーシャルキャピタルの強化

アートに関わることで、個人や集団において、ソーシャルキャピタルが強化されると考えられます。

ソーシャルキャピタルとは、人間関係のこと。アート活動によって、様々な人間関係を構築できれば、自分の幸福感が増すのと同時に、仕事や趣味に対してもコネクションが形成できる可能性があるのです。

社会的孤立と孤独感が低減

美術館のイベントや有名人のコンサートに行くと、多くの人で溢れかえっている場面を目にするはず。

そうすると、一人暮らしをしている人でも、単身赴任をしている人でも、人との結びつきを感じることができます。

言うまでもなく、孤独の低減は、私たちの幸福と健康に重要なこと。「自分は孤独でない」と認識することで、困った時に他人に頼れたり相談できたり、様々な社会的サポートを受けやすくなるのです。

感情的知性の向上

Emotional Intelligence (感情的知性)という言葉を聞いたことはありますか?

感情的知性とは、社会的場面で感情的な交流をする能力のこと。この能力が高いと他者の思いを汲み取ることができたり、共感性が高くなったり、コミュニケーションが円滑になります。

アートは、感情表現ということもできます。感性を研ぎ澄まし、作品からその人の思いを汲み取ろうとする芸術鑑賞は、私たちの感情的知性を高めてくれます。

身体的健康

芸術というと、どうしても座ってするイメージを持つ人も多いかもしれません。

しかし、美術館でのアート鑑賞をする時には、私たちは画廊の前を歩いて回る必要があります。コンサートに行くことになっても、立って鑑賞するということも多いでしょう。

このように芸術活動は、身体を動かす機会を与えてくれ、身体的健康にいいと考えられます。

人生の目的を意識する

アートに従事することで、人生の目的を意識することができるでしょう。

”人生にとって健康が一番大事”だと考える人は、夜遅くまで働くことはせず、健康的な生活を送れるように心がけるはず。

自分の人生の目的に沿って、免疫機能を高めたり、健康的なライフスタイルを選択したりすることができるのです。

創造性と想像力の向上

私たち人間は、時代が変わるにつれて、それにあった新しい技術や考え方を生み出す必要性がありました。

変化している状況では、私たちは「どうしたらこの状況を良くすることができるのか?」と新しいアイデアを考える必要に迫られます。

アートは、この創造性や想像力などを高めてくれる重要な役割を担っているのです。

レジャー活動の増加

早期に死亡するのを防ぐためには、ガーデニングや趣味を持つなど、レジャー活動が重要になってきます。

アート活動も、レジャー活動の一つと考えられるでしょう。私たちは、アートによって、人生の余暇を楽しめるようになり、長生きをすることができます。

 

このような8つの理由で、アート活動は長寿の秘訣といえます。

健康で長生きするために、今は芸術に関心がない方でも、アートに少し関心を持ってみるといいかもしれませんね。

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references: psychologytoday /written by cocology編集部
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