ネガティブ思考に陥らないための5つのコツ

心理学 2020/05/29
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私たちの心には、一定の思考の流れのようなものが存在します。ほとんどの場合、それは中立であり、時に楽しいことや嬉しいこともあるでしょう。

しかし、その中には悲しみや絶望につながるような否定的な思考もあります。このような考えは、役に立たなかったり真実でなかったりすることが多々あります。

今回は、このネガティブな考えに陥らないための5つのコツについて紹介します。

極端な考え

あなたがネガティブなことを考えるとき、すぐに結論に飛びつくはず。結論を導くことで将来を見通したように感じるかもしれませんが、決してそれは正しい考えとは限りません。

例えば、”職場で働いている時に、同僚が私の仕事ぶりを悪く評価するので、きっと私は解雇になるだろう”などのように飛躍した結論を自分で導いてしまうのです。

しかし、このような不幸な将来を信じなければならないような客観的な証拠はありますか?

望ましくない結果を想像することによって、あなたは未知のものの空白を埋めようとしています。しかし実際には、良い結果を想像することも可能なのです。

「べき」思考

仕事や学業のストレスは、人生の「どこにあるべきか」、人生で「何が必要か」「何をすべき」についての思考から生じます。

おそらく目標を追求するために、自分自身のモチベーションを高めようとするかもしれません。「自分のキャリアのために、この会社に入って頑張るべきだ」のような考えです。

しかしこの場合、自分の望んでいることではなく、自分の満たすべき基準を自分自身に設定しているだけです。

目標設定は自分で行ったのかもしれませんが、「べき思考」は、自分への愛情や自身の価値観を基にしたものではありません。「すべきこと」は、他人の期待を内面化し、自分と周りの人を比較することから始まります。

本当に望んでいることは、自分自身に合った有意義なキャリアを追求することかもしれません。人それぞれが、自分の「べき思考」に気づくことが必要でしょう。

白黒思考

学生の時には、成績表の評価に1と5の極端な評価しかないように感じたことはありますか?

このような、極端な評価しか存在せず、間がないような感覚は”白黒思考”とも呼ばれます。このような考えを持つと、自分が何をしても失敗と見なすようになってしまいます。

しかし、これらの2つの極の間にも、自分のスキルや目標に向かっている時に感じる誇りなど、他にたくさんの素晴らしいことがあります。

間違いをするかもしれませんが、だからといって自分がゼロになるわけではありません。間違いやミスを批判するのではなく成果を評価することで、常に前進し続けることができるはずです。

壊滅的

心配事を常に抱いていると、最悪のシナリオを想像することになってしまうかもしれません。何かひどいことが起こる可能性を過大評価した場合、壊滅的な考えに陥ってしまいます。

最悪の事態が発生した場合、対処できないと思ってしまい、私たちの心は重大さを誤って認識してしまうのです。

しかし、最悪の事態が起こっても、私たちが対処できないようなことはほぼ僅かです。最悪のシナリオ事態が起きる確率も、予測よりは低いはず。

私たちは、最悪のシナリオを想像してしまい、時々現実を見失ってしまうのです。

感情と事実

自分自身が愚かなことをしたと感じたら、それは自分が愚かであることを意味すると思うかもしれません。しかし、感情は事実ではありません。

自分でそれを証明したい場合は、ここ最近、雨が続いた一週間のことを思い出してみてください。雨が降り始めて1〜2日すると、あなたは少し不機嫌になり、心の中で「私は何も上手くいかない」と思ったかもしれません。

しかし、あなたの人生は何も変わっていません。あなたがそう考えていたのは、自分の感情に影響されていただけ。おそらく、あなたのホルモンや食事、雨の天候によって、感情が変化していただけなのです。

 

もしネガティブな考えで悩んでいたら、あなたは5つのネガティブな考えの罠に陥っていることが多くあります。

自分の思考を客観的に把握するために、定期的にダイアリーを書いてみて、あなた自身がどの考えの罠に陥っているのかを把握することをオススメします。

そうすることで、感情に流されたり極端な考え方をせずに、ネガティブな考え方を修正することができるでしょう。

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references: psychologytoday /written by cocology編集部

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