相手を傷つけずに自分の感情を伝える3つの方法

心理学 2020/05/31
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友人や恋人、家族などとの親密な関係において、感情を表現することは重要なこと。そうは言っても、多くの人は、感情を表現するのを恐れ、避けてしまっています。

こんな時、人を傷つけずに、人との口論を起こさずに、相手に自分の感情を伝えるには、どのようにしたら良いのでしょうか?

今回、人を傷つけずに感情を伝える3つの方法を見ていきましょう。

否定的な反応とは限らない

多くの人は、自分の感情を伝えたり表現したりすると、相手との対立を引き起こすことになると考えています。

自分の気持ちを表現した結果、口論や対立を引き起こしてしまったという経験があるからかもしれません。

一般的に、「上手くいかないのでは?」と想像すると、上手くいかないことを想定して準備します。そのように口論や対立を想定してしまうと、自分の感情をギリギリまで抑圧しようとしてしまいます

その結果、何かのきっかけで、長年抑圧されてきた感情が爆発し、他者への攻撃のように噴出してしまうのです。

感情が爆発してしまう前に、落ち着いて話し合っているところを想像してみてください。

自分の感情を表現すると、相手を怒らせたりがっかりさせたりするのでは?と思わずに、前向きな結果を期待できるようになるといいでしょう。

正当化せずに気持ちを表現する

多くの人は、何らかの形で他者を非難することによって、自分の感情を正当化したいと思う傾向があります。

しかし、相手のせいで自分が怒りを感じていると言うと、相手は防御的になり、言うことを聞かなくなってしまいます。

そのため、まずあなたの気持ちを述べてください。そして、感情の後にピリオドを入れて、相手の反応を待ちます。”私は不快に感じます。欲求不満です。悲しいです”など、素直な気持ちです。

自分の感情を正当化せずに、ただそこに置くだけだと、あなたはぎこちないような気持ちがするかもしれません。多くの人は、このような行為をとても難しいと感じるはず。

しかし、相手があなたのことを気にかけているなら、自然に「なぜ?」と思ってくれるはずです。相手はあなたの思いを汲み取り、会話にきちんと参加してくれるでしょう。

望んでいることを聞いてもらう

ある対象があなたが好きでないことだったり、したくないことだったりする時に、ネガティブな感情は生じます。

しかし、あなたが望まないことがあるのと同様、望むこともあるはず。「解雇されたくないので、私は怒っています」もありますが、「あなたの忙しさを私は好きではないため、私は傷ついています。私と一緒にもっと時間を過ごしてほしいです」などもあるはずです。

あなたがしたくないことや好きでないことに着目するのではなく、他の人が状況を改善するために何ができるかを特定できるようにします。そうすることで、あなたの必要としていることと欲求を聞いてもらえるようにするのです。

例えば、やりがちな会話を変化させ、次のように新しく考えてみてください。

やりがちな方法:

あなた:あなたは私と時間を過ごしていないので、私は動揺しています。(非難)

あなたのパートナー:何を言ってるのですか?私たちはいつも一緒ですよ。(防御的)

新しい方法:

あなた:私は動揺しています。(正当化のない気持ち)

あなたのパートナー:なぜあなたは動揺しているのですか?(招待)

あなた:私はあなたを愛しているので、私たちがもっと多くの時間を一緒に過ごせればいいなと思っています。(あなたが欲しいもの)

あなたのパートナー:私もそうしたいです。

 

感情は、私たちの心の中に瞬時に浮かび上がります。そのため、感情の表現方法を変えることは、思ったより難しいかもしれません。

パートナーと一緒に試す前に、まず自分の頭の中で練習し、次に他の人と練習をしてみるといいかもしれません。

相手と対立せずに、あなたの思いを満たすためにも、自分の感情の表現方法を変えてみてはいかがでしょうか。

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references: psychologytoday /written by cocology編集部

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