パートナーがうつ病になった時の8つの対処法とは?

心理学 2020/06/02
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一般的に、うつ病のパートナーとの付き合い方は非常に難しいものがあります。外出ができない、働けないなど、社会的にも経済的にも困難に直面することがあるからです。

しかし、うつ病は「心の風邪」といわれるように、誰でもかかる可能性のある病気です。もし身近な人やパートナーうつ病にかかってしまったら、どのように接すればいいのでしょうか?

今回はパートナーがうつ病になった時の8つの対処法について説明します。

うつ病について学ぶ

うつ病患者は、時々うつ病など嘘のように元気に動いているときもあるかもしれません。しかしまた少したつと、ベッドで泣きながら丸くなっていることだってあります。

症状のアップダウンを繰り返すたびに、パートナーに対して「どういうこと?」と混乱してしまうかもしれません。

本人はコントロールできているつもりでも、実際には自分で気分をコントロールできていないのです。

まずはうつ病について、本質的な理解を進めることが大切でしょう。

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治療を勧める

未だに精神科やカウンセリングに通うことは、近寄り難く思われている部分があります。あなたやパートナーは、うつ病を「ただの一過性のもの」であると思いたいものです。

しかし専門知識が無いと、そもそも専門家の助けが必要なのかも分かりません。患者さんの中には、10年、20年と症状と付き合うことになる人もいます。「おかしいな」と思ったら、なるべく早い段階で専門家のアドバイスと助けを求めて下さい。

早く治療を始めることで、症状が短くなり症状が軽くなるでしょう。

認知行動療法は、うつ病の治療に効果的だと実証されている治療法です。セラピストのアプローチ法を学ぶことができ、物事の捉え方が良くなるでしょう。

パートナーではなく、状況のせいにする

うつ病のパートナーの性格や人格を攻撃すると、既に低下している自信をさらに低下させてしまう可能性があります。

例えば、ある朝予定通りに、パートナーが目を覚まさなかったとしましょう。

しかし、それはパートナーのせいではありません。ひょっとすると前日に、理不尽な理由で誰かから怒られたのかもしれません。

うつ病のパートナーの症状を責めないようにすることが必要です。

チームになってみる

ストレスの多い状況にいることで、うつ病が発症していることは間違いないでしょう。しかし、あなたもあなたのパートナーもお互いを非難するべきではありません。

非難するよりもチームになってみて、お互いに協力し合うように心がけてみて下さい。これを行うためには、自分が望んでいることを示したステートメントを作成してみましょう。

例えば、「あなたと私で、この問題に一緒に対処したい」など言葉にしてみてください。

「解決」しようとしない

パートナーが苦しんでいるのを見たとき、何か手助けをしたいと思うのはごく自然なことです。このような時には、問題の解決を試みようとするでしょう。

しかし、うつ病に対する明確な解決策はありません。問題の解決を探すよりも、ほどよい距離感を保ちながら温かく見守ることが必要です。

小さくても成果に焦点を当てる

うつ病から回復しているとき、批判よりもサポートや前向きな言葉によく反応する傾向があります。

どんなに小さくても、その人の成果に着目するようにしてください。

例えば、あなたのパートナーが服を着ていなかったのに、ある日服を着るようになった場合、この大きな変化を認識しなければなりません。

「今日、着替えができたね。昨夜は雷だったので寝不足だろうに、すごいね。とても大変だったよね」と声をかけてみて下さい。

カップルセラピーに取り組む

問題が大きすぎて、解決にたどり着けない場合には、パートナーとの関係について専門家の助けを求めてみてはいかがでしょうか。

うつ病のパートナーをもつことは大変なことです。二人でうつ病にかかってしまうカップルも少なくありません。カップルセラピーをすれば、優れたコミュニケーションスキルが得られ、重要な問題を安心して話すことができるようになります。

さらに、セラピーを行うことで家庭でのストレスが少なくなれば、うつ病の治療に取り組むためのより良い環境を得られるでしょう。

いつも通りのあなたを大切に

パートナーばかりに集中するのではなく、あなたの趣味や友人との関係を継続させてください。あなた自身を大事にしてあげることは、利己的なことではなく、パートナーにも不可欠なことです。

自分を大切にしないと、結局パートナーに八つ当たりしてしまったり、自分も病気にかかったりして双方共倒れになる危険性があるからです。

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references: psychologytoday /written by cocology編集部

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